「まもあんのタイいろいろ語り」  まもあん本舗Blog -470ページ目

今まで知らなかったその分野のいいものに出会う

 日本酒が苦手だったのが、おいしいお酒を飲む機会があり飲めるようになったことありますか?
 野菜が苦手だったのに、産地の新鮮な野菜を食べる機会で、その甘さなり苦さに気がついたことがありますか?

 好き嫌いは人それぞれありますが、その克服の機会も人それぞれ。
 
 でも、今まで知らなかったその分野のいいものに出会うと、価値観が変わってきます。タイ料理が苦手な方も、タイで滞在中においしいものに出会うかもしれません。パクチーなんか人気ないですが、本場のタイ料理の中ですっぽり収まっているのを体験するとまた印象が違ってくるかもしれません。

 まもあん

バンコクはクリスマス・ムード。でも・・・

 仏教大国タイで暮らす日々。そんな日常の中でクリスマスは異質なのだろうか。クリスマスといえばキリスト教的イベント。ところが・・・

 タイ人気質の1つは「お祭り好き」かもしれません。本当にイベントが好き。そういう背景があるかしらずか、今12月のバンコクはクリスマスムード。
 街は電飾で飾られ、デパートではバーゲン中。

 でも、こういう明るいムードは王様のおかげかもしれません。
 12月5日はプミポン国王陛下の誕生日。
 なのでそれにあわせ、バンコクの街はお祝いの意味で電飾が飾られます。
 その延長でクリスマスも迎えられる。

 イベントを迎えているときは幸せなときです。

 でも、そんなタイ。すべての場所でそうかといえばそうではないでしょう。
 今年のタイ東北は水不足が心配されていました、今はどうなっているのか。
 タイ南部ではモンスーンが襲いました。タイでは珍しいこと。落ち着いたのか。
 そしてマレーシア国教近辺のタイ南部。ここでは幸せの折り紙の鶴が舞い降りても、爆弾騒動などはなくなりません。

 皆、それぞれ想いがあり、思想があり、同じ人間ではないので同じ時を同時にはすごせません。

 バンコクのにぎやかさだけに目を止めていてはだめなのでしょう。

 まもあん

日本を発つ前の最後の思い出作り。そしてバンコクライフ。

 日本のテレビ番組のビデオを借りてくるときに、相方にもわかるような内容に気を使うぼく。ちなみに昨晩は「TVチャンピオン」のだめ犬しつけ・チャンピオン。愛犬りんちーさんの友達を探しながら画面を見ることは楽しい時。

 動物物のほかにタイ人さんである相方が興味を引くのが紀行物。
 温泉を見ると・・・「おんせん!おんせん!」
 おいしそうなご飯を見ると・・・「たべたい!」
 絶景を見ると・・・「お!すげ~」

 その日本の風景の1つ富士山。これにも当然のごとく反応。
 タイ人さんも好きな富士山。
 タイ人さんの日本観光の名所の1つでもあります。
 しかしそれは5合目まで。

 現在、ぼくはバンコクで日々を暮らしていますが、日本を出ることになったとき、なにか思い出を作らねばと考え、富士山に向かっていました。
 5合目まではバスに乗り、昼過ぎ、到着、それから登山。
 17時頃には上に到着、宿で休憩。
 朝3時くらいから起き、日が昇ってくるのを見る。
 甘い考えで、登頂後、食べるはビールは飲むは・・・深夜、呼吸は苦しいは・・・朝方は寒いは・・・
 そして見た、朝の姿。それを目に焼き付ける。
 はかなきことは下山が短時間だったこと。ぼくは何を急いだのか。

 その4ヶ月後からバンコクに。

 そのときの写真(まだデジカメじゃない)を見ると、自分が日本人(日本から来た人)と実感。果たして相方に生のこの場面を見せることができるのか。
 面倒くさがりの相方は・・・多分だめでしょうね。

 まもあん
 

「壁にぶつかる」はぼく的には「塀にぶつかる」

 「壁」の話の続き・・・

 もしかしたら、これが前提かもしれませんが、「壁にぶつかる」の「壁」はぼくのイメージでは、「塀」かもしれません。なので、ぼく的には「塀にぶつかる」
 その違いは厚さ。
 人はその人の配慮で「壁」の厚さを決められると思います。
 同じ問題を抱えても、その人によって捉え方が違う。
 なので、Aさんは10センチの厚さでも、Bさんは1メートル、Cさんはさらにさらに果てしなく・・・かもしれません。

 「壁」を「壁」と思わずに。
 先入観を含めて考えると、解決の先々になりかねません。

 今後、「あー壁にぶち当たった」と感じたら、即「塀にぶち当たった」と考え直しては。そうすると、気合いでその「塀」は崩れて前進できるかもしれませんよ。
 
 まもあん

壁にぶち当たったら。

 「壁」の話の続き・・・

 壁にぶち当たる・・・本当に当たっているのか。
 今一度確かめてみては。

 目の前の壁を見て、または感じて、恐れをなしているだけの場合あります。
 実際、触ってみる、確かめてみる、検証してみる。
 こういうこと怖がってできない場合あります。

 その目の前の壁は、実は堅い壁ではなく、柔らかかったり、崩せたり、通りぬけができたり、階段がついてあったり、蜃気楼の様にそこにないかもしれません。
 
 堅い壁で先に進むのが難しかったりした場合、中にはその壁を掘っていく方もいるでしょうし、少し下がって、その壁に到達する前の分岐点に戻って、違う道を進む方もいるでしょう。そのため、状況を把握するためにも、昨日のようにアングルを変えて、その場だけでなく、周囲の状況を見渡してみることも大切と感じます。

 ぼくも色んな壁に当たっています。
 それは生きている中でいつでもありえること。
 バンコクで暮らしている自体、さらに「壁」にぶち当たる要素を増やしていったもの。自ら選んだ道は自分で進む術を考えていかねばなりません。
 
 勇気をだして目の前の「壁」を観察してみましょう。
 それが第一歩だと思います。

 まもあん